猪口 公輔(代表)
Kosuke Inokuchi
横浜市の中学校で1年間、福岡県の高校で12年間、教員として勤務してきました。
教員として13年間、生徒たちと向き合う中で、年々強くなっていった想いがあります。
それは、
「授業の時間を大切にしたい」
「生徒に自分から学ぶ力を身につけてほしい」
「学習意欲そのものを高めたい」
ということでした。
一方で、学校現場にはどうしても時間的・制度的な制約があり、授業以外の時間まで含めた十分なサポートを実現することが難しい現実もありました。この経験が、今の取り組みにつながっています。
なぜオンライン自習室という形なのか
学習において、最も大きな影響を与えるのは「環境」だと考えています。
これは教員として多くの生徒を見てきた中での実感です。
同じ内容を学んでいても、どこで、誰とどのような環境で取り組むかによって、大きく変わります。
いまは学習の場には、学校、学習塾、図書室、有料自習室など、さまざまな選択肢があります。
それぞれに役割があり、どれが正解というわけではありません。
ただ一方で、「家庭で気軽に学習できる場」は、少ないと感じてきました。
家庭学習がどれだけ行えるかは、学力の差だけでなく、進路にも大きく影響します。
しかし、自宅での学習は、どうしても保護者の声かけや管理に頼らざるを得ず、家庭側の負担が大きくなりがちです。
無料で利用できるオンラインの学習スペースや図書室のような場もありますが、そこには見守りや関わりが少なく、「続けること」「学習に向かう姿勢」を支える仕組みは十分とは言えません。
一方で、学習塾に通うとなると、通塾の負担や費用面でのハードルが高くなるご家庭もあります。
そこで、自宅にいながら利用でき、見守りがあり、無理のない形で学習を続けられる場として、オンライン自習室という形を選びました。
毎日机に向かう「環境」を整えること。それが、学習の土台を支える最も重要な要素だと考えています。
朝の時間にこだわる理由
私自身のライフスタイルを見つめ直す中で、「朝という時間には、もっと大きな可能性があるのでは」と感じました。
教員としての経験からも、「朝は1日の中で最も頭が冴え、集中できる時間」であることを実感しておりました。入試本番も多くは朝に行われます。
しかし、塾などの習い事の多くは学校終わりの時間に偏っており、「朝の時間」を活かした環境が整備されていませんでした。
そこで、「朝に学ぶことで生活リズムを整え、学習習慣をつくる場」を作りたいと考えました。
それが「あさ学プラス」の原点です。
想いと目指す学びのかたち
「朝の学習習慣」を身につけることで、 「自分で勉強する力」「コツコツ続ける力」「時間をスケジュールする力」といった、 これからの時代に必要な力が自然と育ちます。
あさ学プラスは、私自身のライフスタイルの制約から生まれたサービスですが、多くのご家庭にとって、「無理なく続けられる学びのかたち」として役立ててもらえる存在を目指しています。勉強を「やらされる時間」ではなく、「自分から動き出せるきっかけ」にしてほしいです。あさ学プラスは、受験に合格することだけをゴールにしていません。
受験にも、その先の人生にも活かせる力を育てること。
それが、目指す学びのかたちです。
最後に
あさ学プラスは、生活リズムや学習習慣を少しずつ整えたいと考えているご家庭に向けた取り組みです。
子どもたちが少しずつ変わっていく過程をそばで支え、その成長を見届けられることは、教員時代から今に至るまで、私にとって大きな喜びです。学習習慣が整い、自分から机に向かうようになる。その小さな変化の積み重ねこそが、子どもたちの将来につながっていくと考えています。
あさ学プラスは、私自身が教員として現場に立ち続ける中で感じてきた課題と、家庭や生活と向き合う中での現実を踏まえて選んだ、一つの形です。この考え方や方向性に共感いただけた方にとって、無理なく続けられる学びの場になれば幸いです。
経歴
- 元教員(教員歴13年)
- 福岡県出身
- 久留米大学附設中学校・高等学校→青山学院大学 卒業
- 中学校教諭第一種免許状
- 高等学校教諭第一種免許状
- 2024年 教員退職後に独立
